世界一周の旅 出発前日
NYから帰国して、日本で2ヶ月も準備期間をとったのに、
まだまだ時間があると遊び呆けて
こんなギリギリ前日まで、やらなければいけない事が沢山ある。
小学生の時、夏休みの宿題を全然やらなくて、8月31日に泣きながらやっていた私。
人の本質は小さい頃から変わらないらしい。
とうとう今夜出発。
というのも、フライトが明日早朝6時発なので、終電で羽田空港に向かう事にした。
今夜出発にも関わらず、まだ荷造りが終わらず(バックパックに入りきらない)
苦戦。
も〜嫌〜!となり
気分転換にヘアサロンを予約。
髪をバッサリとショートボブにしてもらい、
スッキリした気持ちで帰宅。
荷作り再開。
何とか力任せに全て押し込んだ。重い。
母の美味しいご飯を食べ、お風呂に入って、とうとう出発。
次、家族に会うのはいつなんだろうか?と思うと少し悲しい。
羽田空港に到着し、ベンチで少し仮眠。
4:30amにチェックインを済ませて、日本での最後の食事。
空港のレストラン『スギノコ』で朝定食。
しばらく食べれなそうな日本的なご飯を堪能した。
いってきま〜す!
出発
予約したLCCのHKエクスプレスのシートの狭さに驚きつつも、
飛び立つのも待たず、座ってすぐさま眠りにつき、起きて30分後には香港だった。
空港から重い荷物を前後に背負い,とりあえず宿までの電車代を空港で両替した。
オクトパスカードを購入(HK$150)する。
これは日本のSUICAのようなもの。
エアポートエクスプレスで青衣Tsing($65)まで行き、
そこからMTRを乗りついで、宿のあるTsim Sha Tsuiへ。
昼間だけど、電車はかなり混んでいた。
地上に出ると、空気が違う。異国感に溢れていた。
高いビルが立ち並び、至る所に漢字の看板。
様々な人種の人が歩いていた。でも、NYとも東京とも全然違う。
香港面白そう!!
宿の窓からの景色
駅から宿まで、歩いて10分くらいだった。
暑さと荷物の重さで遠く感じた。
宿に着くと入口は空いているのに誰もいない。近くを掃除していたおばさんに聞くと
「チェックインは2時からだよ」と教えてくれた。
あと1時間半もあるので、荷物をフロントに置いてランチをする事にした。
ブラブラ歩いていたら、地元の人たちで混んでいるお店を発見。
ドキドキしながら入ってみる。
店員さんは忙しそうに働きまわり、全然気づいてもらえない。
後から来た人が勝手に席に着く。
どうやら、勝手に席に座るのが香港流なのかな?と思い
私も空いてる席に座ると、オーダーを取りにきてくれた。
指差しで適当に〇〇麺と書いてあるものを注文した。
注文を待っていると、女の人が目の前の席に座った。
えー?他にもいっぱい席空いてるのに、ここ!?
二人がけテーブル席の対面でも相席するんだ。驚いた。
香港では相席は普通のようだ。
でも、一人で食事しないで良くて嬉しいかも。
私の頼んだヌードルはうどんみたいなもので、優しい味で美味しかった。
特に会話するわけでもなく、対面のOL風のお姉さんは、ささっと食べて出ていった。
香港の人も忙しそうだ。
宿に2時に戻っても結局誰もいない。
『用がある人は電話して』と書いてあるメモがあったので、フロントの電話でかけてみる。
名前だけ聞かれ部屋番号を伝えられて、チェックイン完了。
心配になるくらい適当だ。
セキュリティー面はゼロであろう。
部屋はかなり小さい部屋(3畳位?)に2段ベット2つ。
女4人部屋。
衝撃的なのはトイレの上にシャワーが付いている事。
シャワーを浴びたら、トイレはもちろん水浸しになる。
そのため、トイレットペーパーは濡れないように上に設置してある。
どうしてこんな設計をしてしまったのだろうか?
空港で両替したお金がもうほとんどないので、
両替レートがいいと聞いた、重慶大廣チョンキンマンションへ。
沢木耕太郎の深夜特急でもお馴染みの怪しいビル。
でも、今は危ない感じもなく、インドや中東の人達のお店が沢山入っていた。
手前よりも奥の方の両替所の方がレートがいい。
そして、空港よりも断然レートが良かった。
その後、九龍公園へ
都会のオアシスという感じ。癒される。
街をぶらぶらお散歩して
スタフェリー近くで夕飯を済ませ
夜8時になると、シンフォニーオブライツという毎日やっているショーを見た。
香港の夜景に感動、、、綺麗、、、、
独りにはロマンティックすぎるわ。
これは次回、好きな人とまた来たい。
宿に戻って部屋を開けようとしたら、女の人が中国語で凄い勢いで話しかけてきて
「日本人です。中国語わかりません、英語でお願いします」というと
頭を抱えて「NO〜 ENGLISH!」
どうも隣のベッドの人だった様で、一生懸命話しかけてくれるのだが、
彼女は全く英語ができなく、私も全く中国語が出来ない。
そこで、彼女が何か思い付いた!みたいなリアクションをするので、
何だろう?と思っていたら、タブレットの通訳機能を使い、Siriが同時通訳。
彼女(シューさん)は上海人で、中国国内を色々旅行していて
今日からマカオに行くつもりだったが
身分証明書を盗まれてしまい、新しいのが発行されるまでの数日間
香港から動けなくなってしまったそうだ。大変だ。
旅にハプニングは付きもの、、、私もこれから気をつけようと思った。
(2018年11月の日記です。)
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